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馬の瞳を見つめて |渡辺 はるみ

馬の瞳を見つめて馬の瞳を見つめて
渡辺 はるみ
桜桃書房 刊
発売日 2002-12




どんな陰にも陽があたれば陽になる 2005-10-31
読む前に勇気がいりました。
きっと、泣けて泣けて仕方ないだろう、、、と。
確かに泣けました。
自分も競走馬と多少でも関わりを持つ身の上。
「登録抹消〜乗馬」という意味は、自分の一口愛馬のその後を追いかけるまでは全く知りませんでした。
確かに毎年1万頭もの乗馬が必要な国とは思えません。
あなたの周囲で一年に数回でも乗馬を楽しむ人がいますか?
あなたが競馬が好きで、多少でも馬がかわいいと思い、その将来をふびんと思うなら、馬に乗ってやって欲しい。荷物も運ばず、戦争にも行かない馬が生きてゆくには、人を乗せるしかないのです。
生産されるサラブレッドの多くが4歳の誕生日も迎えずに淘汰されてゆく。「喰って供養でいいじゃないか!」という人もいます。確かに、すべての馬は救うことはできません。ただ、著者が言う、「最後は安らかに、美味しいものをほおばったまま、キョトンとして逝かせてあげたい」、これこそが人のために働いてきた競走馬達への供養ではありませんか?
できればすべての競走馬達がこのような最期を迎えることができるようになって欲しい。動物を生かすための獣医さんが、安楽死をさせることへの葛藤もわかる。けれども、人間のために生産され、最期を迎える馬のことを最優先に考えてあげて欲しい。
読んでる時は泣けたけど、読み終わってとてもすがすがしかった。
競馬界がタブーとしている、「競走馬達のその後」という暗い陰に、著者が陽をあてて、皆さんに語りかけます。
この本は、中古ではなく、新本を買って読んでください。その一冊がまた、誰かの最期に陽をあててくれるかもしれないのです。
著者には、負けずに続けて欲しい。
私も今度こそ自分の愛馬を見失うことなく、最期まで共に生きてゆけるよう頑張ります。そのためにも、乗馬の楽しさを一人でも多くの方に伝えてゆきたいと思っています。


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